*写真提供 青木卓也
12月13日(土),ChibaGirlsCupの最終戦となった大和田スカーレットとの試合は、1回に与えた不運な失点が最後までひびき惜敗した。
先攻のなでしこは,1回1アウトからヒットで出塁した西巻がすかさず2盗,3番濱中,4番小川に回ったが、両者とも鋭い当たりのゴロがショートを襲うが好守に阻まれて無得点。
そのウラ,先発の小川投手が寒さの影響で制球にやや苦しむ立ち上がりとなった。先頭バッターにデッドボールと打ち取った打球が高く跳ね上がる内野ヒットなどで不運な2点を奪われた。その中でも好プレーがあった。1点を先制され,ノー・アウト2塁3塁,レフトにフライを打たれ犠牲フライかと思われたが,レフトの出井から素早くバックホームされた送球はランナーが滑り込んでくるホームベース上にドンピシャでタッチアウト。セーフなら大量失点になりかねないビックプレーだった。
2回には小川投手の制球も普段どおりに安定し,3回から濱中がマウンドに,打たせてとる投球ながら、ランナーが3塁に進むと力強いピッチングで無失点に抑えた。
相手の投手も制球が良く無四死球とナイスピッチング,なかなかチャンスがなかったが,最終回2アウトから青木が外野を鋭く抜ける大3塁打。迎える打者西巻はこの試合2打数2安打と絶好調で期待が大きく膨らんだ。結果的にセカンドフライで試合終了となったが引き締まったナイスゲームとなった。
4チームが出場した第1回ChibaGirlsCupは,全チームから勝ち星を挙げた柏ビクトリーガールズが優勝を飾った。3チームが1勝2敗で並び,佐倉なでしこは得失点差で3位となった。
コメントをお書きください